オリックスは8日、平井正史投手(39)が21年目の今季限りで現役引退すると発表した。9日に記者会見する。

 平井は1994年に愛媛・宇和島東高からドラフト1位でオリックス入り。2年目に速球を武器に抑えとして15勝5敗27セーブで新人王、最優秀救援投手に輝いてリーグ優勝に貢献した。96年には日本一を経験。2003年に移籍した中日では12勝6敗でカムバック賞を獲得し、昨季からオリックスに復帰していた。

 今季のレギュラーシーズンは1試合に登板しただけだった。通算成績は569試合で63勝43敗41セーブ、防御率3・31。