<パCSファイナルステージ:ソフトバンク4-1日本ハム>◇第6戦◇20日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク内川聖一外野手(32)が、貴重な先制打を放った。4回無死二塁から、初球をたたくと打球は強烈なライナーとなって右前へ。

 勝つか引き分けで日本シリーズ進出が決まる大一番で大事な先制点をマークし「打ったのはまっすぐ。トナリ(大隣)を楽にしてあげたかったのでよかった」とベテランらしい一打だった。

 2死一、三塁となって吉村裕基内野手(30)も、右前へしぶとく落とすタイムリーに「打ったのは外寄り高めのまっすぐ。2ストライクに追い込まれていたので、うまく右に持っていくことができた」と納得していた。