巨人が薄氷の1点差勝利で連敗を3でストップした。序盤は中日高橋宏に苦しめられるも、4回だった。前日13日に1軍昇格して1号2ランを放った中山礼都外野手(24)が、2死二塁から右前に運ぶ先制の適時打を放った。

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無意識ではいられなかった。先制の好機を迎えた4回2死二塁。巨人中山が、対峙したのは親友の中日高橋宏。中京大中京(愛知)時代の同級生だ。「(意識を)しないようにはしていますけど、しちゃうなっていつも思います」。プロ6年目で21打席目の対決にも、変わらずそわそわしていた。

親友としての関係は変わらない。オフは一緒にゴルフに出かけ、スコアを競い合う。「最初は僕の方が上手かったんですけど、最近は宏斗が上手くなってます」と笑顔で明かす。2月、サポートメンバーとして参加した侍ジャパン宮崎合宿の際には、互いに部屋を行き来。仲の良さは高校時代のままだ。

仲の良さゆえ、プレーも気にかけ合う。今季は共に不振に陥り、7月にはファームで対戦する機会もあった。「お互いあまりうまくいかない時期が多くて、頑張ろうという会話はありました」。普段はしない野球の話も交え、鼓舞してきた。

シーズン終盤の8月、1軍で今季初対戦。昨年に引き続き適時打を放ち、通算打率は3割9分1厘と好相性が続いた。「1軍の舞台で戦えることを意気に感じて、もっと頑張りたい」。親友からの一打が、中山の勢いを加速させていく。【北村健龍】

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