<パCSファイナルステージ:ソフトバンク4-1日本ハム>◇第6戦◇20日◇ヤフオクドーム

 CS5本塁打と打線を引っ張ってきた日本ハム中田翔内野手(25)が大一番で力を発揮できず、憤りをあらわにした。

 2度の得点機で凡退するなど4打数1安打。慕っている稲葉、金子誠の両ベテランの現役最終戦となり、思いはこみ上げた。「1番大事な試合で打てていない。勝てていない。自分の力のなさを、この1試合で感じた。悔いはなくはないけど…勝ちたかった」と拳を握りしめていた。