今季オリックスで活躍した金子千尋投手(31)が記者投票で選出されるパ・リーグ最優秀選手(MVP)に選出され、26日に都内のホテルで行われた「NPB

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 リポビタンD」で表彰された。セ・リーグMVPの巨人菅野と並んで壇上に立ち「このような賞をいただけて光栄です。チームはあと1歩でリーグ優勝できず、CSも敗退してとても悔しいシーズンになりました。優勝してMVPを受賞できるように、来シーズン最高の形で迎えられるように準備していきたい」と喜びを語った。

 今季はリーグ最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得し、沢村賞も受賞。最優秀バッテリー賞、ゴールデン・グラブ賞、ベストナインとMVPを合わせて“7冠”となった。

 オリックスから国内FA宣言して進路が注目される右腕は、ポスティングシステムを利用した今オフのメジャー移籍を断念。現在の選択肢はオリックス残留か国内他球団への移籍に絞られている。25日には、近日中に右肘の遊離軟骨除去手術を受ける予定だと明かした。あらためて肘の状況について「そんなに大変なことではない。1回経験しているので」と軽症を強調した。