中日大島洋平外野手(29)が5日、名古屋市の球団事務所で2度目の契約交渉に臨んだが、今回も保留した。球団の提示額は初回と同じ1775万増の年俸7400万円だった。

 1時間の交渉で、初めて希望額が9000万円だと伝えた大島は、落ち着いた様子で「前回と同じだったのでサインしていません」と語った。球団が設定しているチームの順位ごとの乗率に当てはめると、2位や3位なら希望額を出せたという。今季は4位だった。

 交渉した西山球団代表は「査定は厳密にやっている。最終決定です」と説明。次回も平行線をたどる可能性が高い。