ロッテ加藤翔平外野手(23)が18日、千葉市立新宿小を訪問し、マリーンズ算数ドリルを寄贈した。

 野球に関する問題が満載の自習用教材で、子供が楽しみながら勉強できるように工夫されている。

 加藤も「ちょっとだけ小学生に戻りたくなりました」と、うらやましがった。小学生のころは体育が苦手で鉄棒の逆上がりができなかったという。中学になっても跳び箱の上で行う台上前転で台から落ちるなど「国語のが好きでした」という変わり種。身長も中1で145センチと小柄だったが、毎日朝食をしっかりとることと、小魚を食べることで183センチまでになった。そんな子供のころの話をすると「え~」と驚かれた。それでもプロ野球選手になれる。子供たちに算数ドリルと将来の希望を贈る1日になった。