ゴジラが打った!

 DeNA宜野湾キャンプ視察中の松井秀喜氏(40)が7日、フリー打撃を行った。

 午後1時。巨人時代の同僚、高橋尚成を打撃投手に28スイング中、ライトスタンドへの柵越え1本を放った。

 最後のスイングも打球は柵越えまで、あと数メートルという大きな当たりだった。松井氏は「これで許してください」と終了を告げると、スタンドのファンから大きな拍手がわき起こった。

 この日正午過ぎ、中畑清監督(61)がマイクを片手にグラウンドに登場すると「今日が松井秀喜という男の野球人生の総決算です。この後は、おそらくないですよ。気合入れて準備をしています。去年はジャイアンツのキャンプでサンマリンで5本の柵越えだったそうです。この天候からいったら最低10本は打つまで止めません。ピッチャーをお知らせします。高橋尚成です。20分後ぐらいにスタートしますので、それまでみなさん、弁当でも食べて待っていて下さい」と、球場に詰めかけたファンにアナウンスしていた。