11月1日から始まる最終週の早慶戦で2連勝すれば春秋連覇が決まる慶大は31日、横浜市内の同大グラウンドで、最終調整を行った。

 強力クリーンアップを組む谷田成吾外野手(3年=慶応)、横尾俊建内野手(3年=日大三)、藤本知輝外野手(4年=慶応)らがフリー打撃で快音を響かせた。

 高多倫正助監督(61)は「チャンスがあるので、そのチャンスを選手が一番つかみたいと思っている。早稲田は総合力では6大学で一番力がある。難敵ですが、やりがいはあります」と話した。今季3本塁打の4番横尾は「最高の準備をして、明日に臨みたい」と気合十分だ。

 早大、慶大は連勝が優勝の条件で、互いに2勝1敗なら明大の優勝になる。