日本学生野球協会は11日の審査室会議で高校など18件の処分を決め、今夏の甲子園大会に出場した鹿屋中央(鹿児島)は部員の部内暴力で6カ月の対外試合禁止となった。監督と部長は報告遅れで、ともに1年の謹慎。

 北照(北海道)の監督は部内暴力で3カ月の謹慎とした。宮城県高野連所属の審判員は酒席で同僚に暴力を振るい、6カ月の謹慎。部員への暴力があった今治西(愛媛)の監督については、学校からの報告書に不備があり、来年1月30日の会議で審議することになった。秋季四国大会準優勝の同校は来春の選抜大会出場が有力視される。

 飲酒運転で2006年に無期謹慎となった中央学院(千葉)の元部長の処分を解除することも決めた。