<オープン戦:オリックス7-1ロッテ>◇5日◇スカイマーク
ロッテ清水直行投手(32)が1月に亡くなった妻明美さん(享年32)の四十九日を迎えた5日、オープン戦に初先発し、3回1安打無失点の復活投球を見せた。オリックスの主軸ローズ、カブレラ、ラロッカを内野ゴロに打ち取るなど、緩急自在の投球を見せた。「自分では徐々に良くなっていると判断している」と話した。
前回登板した2月28日のソフトバンク戦は1回1安打無失点に抑えたが、直球のキレに不満を感じていた。その後はブルペンで直球だけを投げ込み、体の微妙な使い方を修正。この日は球威の増した直球主体の配球で、坂口をフォーク、下山をスライダーで空振り三振に仕留めるなど持ち味の変化球がさえた。バレンタイン監督も「昨年よりシャープな投球を見せてくれた」と高く評価した。
今キャンプはプロ9年目で初の2軍スタートだった。首脳陣が妻を亡くしたことによる精神面、体調への影響を考慮。出遅れが心配されたが、開幕を前にしっかりと仕上げてきた。「今年は心の底からやらなきゃいけないと思っている」と言い切った。複雑な思いを胸にしまいこみ、背番号18が定位置に戻ってきた。【鳥谷越直子】




