阪神久保チーフ投手コーチが10日、期待の若虎として、今季3年目を迎えた鶴直人投手(20)を挙げた。投手陣は好調を維持し、V奪回を目指すが、将来のスター育成もおろそかにしない。同コーチは、描いているビジョンを披露した。

 「来年以降のことも考えて、鶴はチャンスがあれば1回上で使ってみたいね。昨日(中継ぎ登板した中日)の山井みたいにね」。鶴は今春の安芸キャンプ紅白戦で今岡ら主力を封じるなど、岡田監督にも素質の高さを評価されていた。今季開幕後は2軍で先発するなど「英才教育」を受けている。

 1軍では先発6人衆がローテーションを組み、JFKに象徴されるリリーフ陣も充実している。2軍からの昇格は「狭き門」になっているが、シーズン中に機会を見つけて中継ぎとして抜てきする方針だ。