<近畿学生野球春季リーグ:奈良産大7-0奈良大>◇第2節◇22日◇南港中央

 ドラフト候補の奈良産大・蕭一傑(しょう・いっけつ)投手(4年=日南学園)が今季初の救援登板で勝ち点3奪取に貢献した。5-0の6回に登板も、先頭に今季通算24イニング目で初与四球。セットでの投球フォームに切り替えて無失点に抑え、7回は2奪三振を含む3者凡退でコールド勝ちを呼び込んだ。蕭は「下半身の疲れから体の開きが早く、球に力がなかった」と反省。それでも広島、巨人、ヤクルトのスカウトが訪れるなど注目度は高い。リーグ戦も大詰めで藤原忠理監督は「今後は展開次第で抑えも出来るように」と救援に回したことを説明した。