<阪神3-1横浜>◇11日◇甲子園
1年前の阪神岩田ではなかった。5回に1点を失い、なおも2死一、二塁。4番村田を遊ゴロに打ち取り、最大のピンチを脱した。この場面に岡田監督は成長を実感した。「去年のことを思い出した。1年たって、落ち着いたんじゃないか」。昨年7月28日の横浜戦。1点リードの5回に4失点で崩れた。勝利投手の権利を目前にしての乱調。もうあの時とは違う。毎回の7安打を許しながら、たった1失点。粘り抜いて、価値ある4勝目を挙げた。
ローテーション投手として、たくましくなった。9日は雨天中止で初めてスライド登板を経験。「ランナーを出すことが多かった。反省点ばかり」。コンディションの作り方に苦慮したが、要所で低めを突く投球は忘れなかった。ゴロを打たせて2併殺。「ボールが低く、キレもある」と指揮官はほめた。経験値を上げながら、岩田が新人王レースを快走している。




