首位たたきローテだ!
広島は13日から富山・金沢・福井で阪神と3連戦。今日は4勝を挙げているチーム勝ち頭のルイス、明日はエース大竹が先発する。ブラウン監督も「ウチのチームの力のある投手が投げる」と自信満々。さらに3戦目では現在セ・リーグ防御率1位の高橋が登板する可能性もある。これまで阪神には1勝4敗と大きく負け越しているが、この北陸シリーズでやり返すゾ。
昨年は14勝9敗の阪神にここまで1勝4敗。8連勝も記録したが、今季はその面影もない。交流戦前の最後の6連戦。最初の3試合を盤石の投手陣でとりにいく。
13日先発するルイスはこれまで中4日、中5日の間隔でローテを守ってきた。今回は初めて中6日の登板となる。前回6日の中日戦では7回1失点と役割を果たしたが、本調子には遠かった。ブラウン監督は「雨で中止があって、そういうローテーションを作れるようになった。ルイスの前回の投球はあまりよくなかった。本人も納得のいくボールが投げられなかった」と説明した。
今回は休養十分。しかもルイスは阪神戦3度目の登板だ。これまでは7回2失点、7回1/3を3失点とともに安定した投球で1勝1敗。「3度目だからね。打ち取るアイデアもやりたいこともあるよ。でも新聞に書かれちゃうと困るから言わないけどね」とちゃめっ気たっぷりに話すルイスの表情には自信があふれていた。初の中6日についても「肩の状態はいい」と調整は順調のようだ。
14日の先発は大竹だ。ここまで波に乗れず1勝4敗。阪神戦は今季初だが、昨年は2勝1敗と相性は悪くない。この日はブルペン入りした後、入念にシャドーピッチングを繰り返した。「準備はしっかりしている。相手は関係ない。自分の投球をするだけ」。短い言葉に力がこもる。ここまでのふがいなさを1番感じているのは大竹本人だ。「大竹には今回、何かをつかみとってほしい。彼本来の投球をしてくれれば、いい時の彼が戻ってくるよ」と指揮官の信頼は変わらない。前回7日の中日戦は3回降板。雪辱をかけたマウンドに気合十分で上がる。
「この(北陸)シリーズは、ウチのチームで頼れる投手が出てくる」。ブラウン監督は自信たっぷりに語った。3戦目は誰か?
宮崎、前田健などが候補に挙がるが、今1番安定しているベテラン高橋を中5日で起用する可能性もある。高橋は前回9日のヤクルト戦で今季初めて中5日で投げ7回1失点。防御率1・62はリーグトップだ。小林投手コーチは「ケンさんはこれまで体力的なものを考慮して、間隔をあけていた。ただ、初めての中5日で(中6日と)変わらない投球をしてくれた。この3連戦で中5日という可能性も十分にある」。ルイス、大竹、高橋ならこれ以上は望めない盤石ローテだ。
北陸シリーズは06年が2戦1敗1分け、07年が1敗とブラウン監督就任後は勝ち星がない。“鬼門”突破へまずはルイスがハーラートップタイの5勝目を挙げる。【網
孝広】



