<阪神8-5ヤクルト>◇16日◇甲子園

 先発全員安打の猛爆祭りだ!

 阪神が、ヤクルトの左腕村中を打ち砕いて3連勝を飾った。3番新井が2安打4打点。そして4番金本が3安打猛打賞の1打点と「AK砲」が10塁打5打点で猛攻劇の主役を張った。06年9月5日以来2年ぶりの先発全員安打で、貯金は今季最多の「15」。5月中の貯金15は球団史上3度目だが、5月16日の達成は最速だ。

 前回2安打に封じられたヤクルト村中を、この日は猛虎打線が粉砕した。初回。新井の右翼ライン上に落ちる二塁打で先制すると、3回には金本の右翼線二塁打でチャンスを広げ、鳥谷が右中間の2点タイムリー三塁打。そして圧巻が4回だった。先頭バルディリスからの4連打で1点を追加し、なおも無死満塁。またも新井のバットは村中の直球をとらえる。打球は右中間に伸びる走者一掃の三塁打。試合を決めた。

 新井

 皆がつないでくれているんで、自分が何とかかえそうという強い気持ちで打席に入りました。村中は勢いもあるし、真っすぐも速いし、チャンスは少ないだろうと思っていた。一番いいボールが真っすぐなんで、それを打ち返そうと思っていました。

 阪神は6回にも金本の左翼線二塁打で8点目を追加。今季5試合目の猛打賞で4月27日以来の3割到達。

 金本

 (相手が)村中だという意識はなかった。来た球を打っただけよ。

 これで新井が打点を挙げた試合は無傷の18連勝。新井はお立ち台で「続けられる限りは続けたいと思います」と約束した。不敗神話はとどまるところを知らない。