右ふくらはぎの肉離れで2軍調整中の巨人二岡智宏内野手(32)が13日、イースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)に「3番三塁」で先発出場した。1打席目は遊ゴロ、2打席目は遊ゴロ併殺、3、4打席目は三振と精彩を欠き、想定されていた15日の中日戦からの1軍復帰がまたも見送りになった。試合後に吉村2軍監督から報告を受けた原監督は「吉村(2軍)監督の報告では状態が芳しくないということでした。北海道の遠征には帯同させず、またこちら(2軍)での試合の状態を見てから」とコメントした。

 守備では2度ボールをさばいた。8回無死一、二塁では三塁線のバントにダッシュを見せたが、内野安打を許した。タレントの山本モナとの不倫騒動で、この日も客席から声援とともに厳しいヤジが飛んだが、プレーに集中しフル出場。試合後は、時間の許す限りファンのサインに応じ、球場を後にした。