パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(京セラドーム大阪)が11日、開幕する。日本ハムはダルビッシュ有投手(22)が先発するが、カブレラ、ローズに敬遠策も辞さない構え。今季故意四球はゼロだが、「避けるが勝ち」を選択するケースもありそうだ。

 ダルビッシュでも選択肢に敬遠が加わる。カブレラ、ローズの両外国人対策について、吉井投手コーチは「敬遠も?

 最後は監督の方針もあるけど、ダルビッシュでも作戦なんであり得る」と明かした。

 同点の終盤、対決を避けた方がベターと判断した場合、エースも例外ではない。ダルビッシュは今季故意四球はゼロで、「敬遠?

 今までそういうことしたことがあるかどうか考えてもらえれば」と言い放ったが、あくまでも最終決断は監督だ。

 今季のチーム故意四球は11で、ヒルマン監督時代の昨季の25から激減した。梨田監督の方針で捕手が完全に立つ敬遠は大幅に少なくなった。それでも梨田監督は「100%ないとも言えないし、それに近いくらいの感じもあるし状況にもよるからね」と、エースとはいえ敬遠策を完全否定はしなかった。

 2つ先勝で突破の短期決戦で、何より初戦が大事だからこその慎重策。ダルビッシュは「シーズンにいくら勝っても、こういうときに勝つことが一番大事。ここで負けたら終わりなので勝つ投球がしたい」。プライドより勝利を求め、なりふり構わず勝ちにいく。【村上秀明】