若手への助言は惜しまない。巨人アレックス・ラミレス外野手(34)が11日、米国に向けて帰国の途についたが、来年2月から3月にかけてのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、原監督、篠塚打撃コーチ、緒方外野守備走塁コーチが抜ける期間、「村田コーチが残っているので、話をしながら、できることがあればサポートしたい」と、コーチ補佐役を買って出た。
今季も助言をしてきたが、それがいい結果に結びついている3人がいる。「坂本と亀井と鈴木は大事な年になる。スーパースターになるステップを踏み始めているから」と、さらなるステップアップに貢献したい気持ちを明かした。「出しゃばったことはしたくない」という考えもあり、指導方針を尊重した上で、労は惜しまずにやっていく。
阪神に13ゲーム差をつけられながらの逆転優勝には誇りを感じたという。それでも日本シリーズでは西武との激闘に敗れ「心の中にやり残した感じがある。ベストを尽くしたけど、来季に向けて課題が残った。来年また、こういった場に立つときに後悔しないようにしたい」と、雪辱を誓った。
もちろん自らの準備も怠らない。12月には息子の結婚式が控えるが、例年通りの筋トレメニューはしっかりこなし、来季に備えるつもりだ。この日、エリザベス夫人と愛犬リリーとともに、日本を去った。再来日は1月。「来年は間違いなく、いい年になる」と予言した。【竹内智信】



