先発転向を目指す阪神久保田智之投手(27)が、来季の目標に「最優秀防御率」を掲げた。21日、コンベンションに出席。セ・リーグの最優秀中継ぎ投手賞(37ホールドポイント)を受賞。同賞は2年連続の勲章となったが「たまたま運がよかっただけでしょう。あまり来たくない気分でした、この場には…。成績もそんなによくないですし」と浮かない表情で話した。久保田は防御率にこだわりを持っているが、今季の防御率3・16で、昨季の同1・75に比べて大きく悪化している。それだけに連続受賞でも、内容に納得できなかった。

 その悔しさも込めて、先発転向を狙う来季に向けて、大きな目標を掲げた。来季について「こだわるところは一緒です。どこのポジションであろうと目指すことはタイトルというのはある」ときっぱり宣言。先発投手として「最優秀防御率」に照準を合わせた。

 すでに秋季キャンプでは長いイニングを投げるために新球にチャレンジ。「チェンジアップが1番いいかな。あとはスローカーブを何とかしたい」と手ごたえをつかんでいる。目標の数字も頭に描いている。「(先発投手は)2点台が、最低ラインじゃないですかね。来年はこの場に納得して、こられるようにしたいです」。やるからにはタイトルを目指す。先発にチャレンジする久保田が、大きな夢を掲げた。