ロッテ里崎智也捕手(32)が29日、千葉市内のアパホテル東京ベイ幕張でプロ入り10年を祝うディナーショーを行った。黒いベロアのスーツに真っ赤なシャツという勝負服に身を包み、嵐の「LOVE

 SO

 SWEET」を歌いながら登場。演歌歌手さながらにテーブルを回る演出で、1枚1万2000円の高額チケットを購入したファン約400人を喜ばせた。

 トークコーナーではテレビ朝日武内アナウンサーの司会で10年間を振り返り、度重なるケガに苦しんだ話を振られると涙ぐむひと幕もあった。企画、演出すべてセルフプロデュース。チーム内でもファンを大切にすることで知られるキャプテンだけに、クイズや質問コーナー、多数のプレゼントなど盛りだくさんの企画で感謝の思いを伝えた。最後はロッテ応援歌を全員で大合唱。「来年は1人で優勝祝賀パーティーを開けるように頑張ります」と笑顔で話し、予定より1時間半オーバーのワンマンショーを締めくくった。