WBC日本代表候補の横浜村田修一内野手(28)は、スタイルを変えず世界最高峰の野球とガチンコ勝負する。1月31日、キャンプ地の沖縄・宜野湾に入り、3月のWBCに「自分のスタイルが国際大会で通用するか、自分の目で確かめたい。そしたら英語の勉強を始めるかもしれない」と話した。国際舞台を踏んだ後、メジャー志向が高ぶる可能性を示唆した。

 「男・村田」の生きる道だった。相手に合わせるのではなく、力対力の勝負で手ごたえを感じれば、新たな道も開けてくる。自分の目で、体で確かめたい強い姿勢だった。新選手会長としても最下位から大脱出を目指すチームを鼓舞していく。「和気あいあいもいいけど、ビシッとやるところはやれればと思う。人に言うことで自分も引き締まる」と話した。2年連続本塁打王の野望は、今季も止まらない。

 [2009年2月1日9時13分

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