ツーシームでフル回転だ!
楽天田中将大投手(20)が6日、沖縄・久米島球場で今季初となるフリー打撃に登板した。43球を投げ、順調な仕上がりを見せた。WBCで決め球としても使うツーシームも試投。「いい感じで投げられたと思う」と手応えをつかんだ。WBCには中継ぎ投手にも球数制限がある。打たせて仕留めるツーシームを使い、サムライジャパンでの連投へ自信を深めた。
見えない敵と戦う武器を手に入れた。昨季、田中が1イニングに投げた球数は平均16・3球。WBCのルールでは、中継ぎで2回を投げると連投ができない計算だ。いかに少ない球数で抑えるかが、フル回転するための絶対条件となる。「去年も苦しい試合の時、ツーシームで併殺をよく取れました。ファウルもゴロも打たせられる」。1月の自主トレではWBC使用球でツーシームが大きく変化することを発見。この日は日本で使っているボールでの投球だっただけに、本番ではさらに切れ味が増す。捕手を務めた野村バッテリーコーチも「いろいろ試していたね。今の段階としてはよかったよ」と及第点を出した。
キャンプ初日からの4連投に続き、この日のフリー打撃登板。9日にはより実戦に近づいたシート打撃の登板も予定されている。「まだ打者相手の感覚が戻っていないけど、ステップアップしてきていると思う」と、表情にも充実感がうかがえた。【小松正明】
[2009年2月7日9時15分
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