<オープン戦:中日9-8西武>◇10日◇刈谷

 開幕ローテ入りに暗雲…。中日中田賢一投手(26)が10日、刈谷で行われた西武とのオープン戦に先発。制球が定まらず、5回を投げ球数98球、5四球、3失点と、3週間後に迫った開幕に向け、不安いっぱいの内容に終わった。このままでは開幕投手どころか、先発ローテも危うくなってきた。

 またも悪い癖が出てしまった。初回、2死から栗山に四球を許し、続く中村にカウント1-1から左中間に3号ソロを被弾。「内角にボール球を投げようと思ったが、多少ストライク気味に入ってしまった」。毎回走者を許し、ボールが先行する苦しいピッチング。納得いく投球ができないままマウンドを降りた。

 前回4日のロッテ戦でも3回3失点。2試合続けての不出来な内容に、登板後は、しばしの沈黙の後、口を開いた。「何やってんだって感じ。打者に対してテンポがよくない。どんどんストライクを取ることができなかったし、何ひとついいところがなかった。自分が一番ふがいない」。出てくる言葉は反省ばかり。許した安打は3本だけだったが、内容の悪さは自分自身が一番よく分かっていた。

 開幕までに残された登板機会は恐らく3試合。「反省して次に生かさないといけない。しっかり投げないことには上(1軍)にはいれない」。もうこれ以上、悪いピッチングはできない。開幕投手候補の尻に火がついた。【福岡吉央】

 [2009年3月11日10時56分

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