<阪神11-10広島>◇7日◇甲子園

 阪神金本のサヨナラ打の打球が無情に右翼線ではずんだ。これで広島マーティー・ブラウン監督(46)の“退場不敗神話”がジ・エンド。守護神永川で3点差をひっくり返されるショッキングな逆転サヨナラ負けだった。試合後、ブラウン監督は足早に球場を後にした。

 永川は「チームに申し訳ない」とうなだれた。初回、栗原の左中間二塁打で本塁を狙った一塁走者の天谷が、本塁で石原捕手にブロックされアウト。この判定にブラウン監督が「足が入っている」と激高。吉本球審に詰め寄り、審判を侮辱したとして監督では史上最多タイとなる7度目の退場処分を受けた。

 実は、ブラウン監督の退場した試合は過去6戦全勝だった。この日も4番栗原が通算100号となる2ランを放ち、7回には打者一巡の猛攻で7点を奪い逆転。開幕3連勝は目前だったが、まさかの暗転で不敗神話もストップ。5打席目に頭部への死球でヘルメットが割れても出場した栗原は「永川さんで負けたら仕方がない」。監督代行で指揮を執ったリブジーコーチも「粘り強くあきらめずに戦った。残念だが、悪い野球はしていない」とショックを振り払うように話した。【高垣誠】

 [2009年4月8日10時59分

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