<巨人3-5ソフトバンク>◇27日◇東京ドーム

 ソフトバンクがセ・リーグ首位を走る巨人ものみ込んで交流戦無敗を守り、07年7月以来の6連勝だ。打線を勢いに乗せたのは2番川崎宗則内野手(27)だった。3回2死二塁で、グライシンガーのチェンジアップをとらえ右中間へ先制適時三塁打。「振ったら、たまたまバットに当たりました」。本音を隠すように殊勝なコメントに終始したが、意地の詰まった一打だった。

 1回の1打席目。無死一塁で送りバントできず、チャンスをつぶしていた。「1打席目のバントのこともあるし、必死に球に食らいついた」。今季からのフォーム改造が実った。WBCでともに戦ったマリナーズ・イチローを慕う男は、安打量産とともにパンチ力を兼ね備えるイチローの打撃を研究した。より強い打球を飛ばすため、取り組んだのはインパクトの瞬間に「左足の蹴り」をプラスすることだった。

 4回には小久保、長谷川の連打などで2点を奪うと、5回にも3安打を集め2点を追加した。巨人強力打線のお株を奪う13安打5得点の快勝で、昨年の交流戦王者が今交流戦首位を快走する。秋山監督も「打線がつながった。(3回表は)2死からの得点だったし。強力巨人戦だから何点あっても足りないくらい。(打線が)どんどん点を取ってくれた。1、2番(本多、川崎)もいい状態になってきた」とニンマリ。秋山ホークスの快進撃が続く。【松井周治】

 [2009年5月28日8時31分

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