<オリックス3-1楽天>◇26日◇京セラドーム大阪
楽天田中将大投手(20)が8回6安打3失点完投も2敗目を喫した。同点打を浴びた直後の6回1死一塁、ラロッカに勝ち越しの左越え11号2ランを浴びた。直球は公式戦で自己最速となる153キロをマーク。上々の投球内容だっただけに、悔やまれる敗戦となった。
投げた瞬間までイメージ通りだった。6回のラロッカに対し、カウント1-1から内角低めのツーシームでゴロを狙った。球速も147キロと十分でコースも狙い通り。だが結果は痛恨の被弾となった。田中は「うまく打たれた。相手も金子さんで点が取れない投手だったから、踏ん張りたかった」と淡々と振り返った。佐藤投手コーチは「調子はよかった。ラロッカならインローは10球中8球は本塁打。配球ミス」と語気を強めた。絶好球と苦手なコースは紙一重。杉山投手コーチも「もう少し高めなら打ち取れた」と悔やんだ。
惜敗でチームは借金生活に逆戻り。ほぼ満点の投球内容だっただけに野村監督も「マー君は責めるわけにはいかないけど、惜しまれる1球だわな」とため息をついた。それでも田中は「今季1番というわけではないけど、最近の中ではよかった」。エース岩隈の復帰が遅れる状況で、田中の復調は敗戦の中でも明るい材料となった。
[2009年6月27日7時55分
紙面から]ソーシャルブックマーク



