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由規初球宴で「日本人最速」の称号狙う

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オールスター出場が決まった由規(右)は会心の笑顔を見せる。左は館山
オールスター出場が決まった由規(右)は会心の笑顔を見せる。左は館山

 マツダオールスターゲーム2009(24日=札幌ドーム、25日=マツダスタジアム)に出場する監督推薦選手が6日に発表され、ファン投票と選手間投票を含めたセ、パ両リーグの各28選手が決まった。監督推薦で初出場を決めたヤクルト由規投手(19)は夢舞台で自己最速の158キロ以上で「日本人最速男」を目指すことを宣言。

 由規が夢の舞台で「日本人最速男」の称号を狙う。監督推薦での初出場が決定した19歳右腕は「自己最速ぐらいは出したいなと思います。ペナントレースとは違うので狙っていきたい」と力強く話した。自身最速は157キロ。伊良部(ロッテ)山口(オリックス)五十嵐(ヤクルト)の持つ日本人最速タイ158キロだけでなく、94年の球宴で伊良部が未公認ながら記録した159キロ超えへの挑戦を高らかに宣言した。

 由規は「いつもと違ったアドレナリンも出ると思うし、(シーズンとは違うので)打たれるのを怖がらずに投げられる」。登板は短いイニングだけに、日本を代表するパの強打者相手に自慢の剛速球で力勝負する構えだ。

 かつては多くのファンと同様、球宴での数々の名勝負に心を躍らせた。「印象に残っているのは、清原さんと松坂さんの対決。テレビで見ていましたけど、男らしいなと思いました」と興奮気味に振り返った。01年、05年に清原(巨人)と松坂(西武)の対決が実現。05年の対戦では清原の2打数1安打1三振で、フルスイングの清原と速球で真っ向勝負する松坂の名勝負は印象的だった。

 ファン投票では10万票を超えて6位も「正直勝ち星がついてこなくて、選ばれると思っていなかった」。だが6月27日巨人戦で8回1失点の熱投。セの監督を務める原監督へ強烈な印象を残し、出場切符をたぐり寄せた。両リーグを通じ、今回最年少での出場。ヤクルトの選手が10代で選ばれたのは90年の川崎以来だ。シーズンでは現在3連勝と絶好調の由規は「1番下っ端ですし元気ハツラツと」と笑顔で話す。若さと勢いとアドレナリン全開で、誰にも負けない輝きを放つはずだ。【松本俊】

 [2009年7月7日8時22分 紙面から]


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