日本プロ野球組織(NPB)の加藤良三コミッショナー(67)が9日、11月に予定されていたアジアシリーズの開催を見送ることを示唆した。この日、台湾プロ野球を運営する中華職棒大連盟(CPBL)の李文彬秘書長と王雲慶国際事務担当が東京・内幸町のNPBを訪れ、大会の存続を訴えた。その会談後、加藤コミッショナーは「アジアシリーズの灯は消したくないし、中長期的には必要。今回も消したくて消したわけじゃない」と話した。
05年に始まったアジアシリーズは、日本、韓国、台湾、中国の各国・地域リーグ覇者がアジア王座をかけて争う方式で、東京ドームを会場に開催されてきた。しかし昨年はスポンサー撤退により2億円以上の赤字となったことで、中止が検討される事態となった。
CPBLの王氏は「今年が無理でも来年は台湾で開催したい。政府の財政的支援もある」と、金銭面で負担のかかる開催地の変更を提案。NPBが代替案として検討している日韓王者による国際試合にも加わりたいとの意向も示した。
[2009年7月10日9時27分
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