<オールスターゲーム:全パ8-10全セ>◇24日◇札幌ドーム

 腰痛で後半戦最後の横浜3連戦を欠場していた巨人坂本勇人内野手(20)が、全セの「1番遊撃」でスタメン出場した。復帰1打席目はダルビッシュが相手。「久しぶりだったんで、メチャクチャ速く感じた」と驚いた外角高め153キロ直球に力負けし、右飛に打ち取られた。3回の第2打席は田中との対戦。幼なじみの球宴初顔合わせが試合序盤で実現した。

 力勝負を挑まれた。3球目の147キロ直球は真ん中高めに浮いた。絶好球だったが坂本は打ち損じ、捕邪飛に抑えられた。打った瞬間「アチャ~」と叫んで苦笑いを浮かべた。「こういう舞台で対戦できて、うれしかった。楽しかった」。長く続くであろうライバルとの1打席を満喫した様子だった。

 一流の技を吸収する機会も心待ちにしていた。ヤクルト宮本からは、両目からバットのしんを外さないバントの手法を聞いた。中日井端には「1歩目を斜めに出し、速い打球に差し込まれないように」と、具体的に遊撃守備のテクニックを伝授してもらった。坂本は「日本を代表する選手の方から教えていただき、ありがたかったです」と感謝した。3打席で退いたが「腰は全然大丈夫」と話した。原監督が「田中とは(球宴)初めてだったね。すべてを糧としてくれるでしょう」と期待したように、実り多い2度目の球宴にする。【宮下敬至】

 [2009年7月25日8時12分

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