右足内転筋を痛めリハビリを続けている阪神関本賢太郎内野手(31)が25日、2軍の試合前練習に合流し、三塁と二塁の守備位置でノックを受けた。走塁の練習にも入り、9月上旬の1軍復帰も見えてきた。

 関本は7月31日巨人戦で右足を痛め、今月1日に出場選手登録抹消。慎重にリハビリを重ね、21日に初めて軽いノックを受けた。23日には屋外でのフリー打撃を再開。この日も、鋭いライナー性のあたりを連発し、石原チーフトレーナー補佐は「打撃はもう問題ない。まっすぐ走るのも問題ない」。残る課題は守備だが「まだ正面の打球しかやってない。横の(動きの)際どい打球を捕れるようになれば、試合に出られる。もうちょっと」と説明。

 関本の表情にも明るさが戻り「強度は徐々に上げていきます。でも、慎重にやりたい」と話した。CS進出に欠かせない戦力の復帰が間近になった。

 [2009年8月26日11時49分

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