<日本ハム3-2オリックス>◇9月30日◇札幌ドーム

 日本ハム宮西尚生投手(24)が先輩の助言で“復活”を遂げた。8回2死一、二塁のピンチで登板し、ローズを投ゴロに仕留めた。「出たら打たれての繰り返しだったので死ぬ気でした」。17日楽天戦以来、5試合ぶりに走者も出さずに打ち取り、ほっとした表情をみせた。28日に金子誠と初めて食事をともにした。「これまで思い切り腕を振ってやってきたんだから」と助言を受けた。「気持ちが楽になって吹っ切れました」。アドバイス通りに腕を振ることを心がけての結果に「原点に戻ったのが良かった」と感謝していた。

 [2009年10月1日10時12分

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