ロッテ清水直行投手(33)と横浜那須野巧投手(27)斉藤俊雄捕手(25)の1対2の交換トレードが9日、両球団から発表された。投手陣の再建を急務とする横浜は、清水を三浦に続く先発の柱として、大きな期待をかけている。今季こそ6勝止まりだったが、02年から5年連続で2ケタ勝利を記録したパ・リーグを代表する投手の1人。最大の補強ポイントであった先発投手の入団が決定し、加地球団社長も「やはり投手がきっちりしていないとダメ。そこがポイントだった。(清水は)開幕投手も務めているし、すごい投手だと思う」と話した。

 新天地での再スタートを迎える清水は、ロッテ球団を通じて「これから投げるマウンドは変わりますが、ロッテ時代と同じく野球の素晴らしさを伝えていくために投げていくつもりです」とコメントした。入団会見は12日に行われる。

 [2009年11月10日7時50分

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