ソフトバンク大場翔太投手(24)が、チームの天敵から「タカ狩りフォーク」を学ぶ。18日、来年1月の自主トレについて「(楽天の)永井さんとやる予定です」と、東洋大の1年先輩で今季チームが5敗を喫した右腕とタッグを組むことを明かした。現時点で場所や期間は未定。永井とは今年1月にも母校でともに汗を流したが、場所を移すことも検討している。

 先輩の勝負球に迫る。ホークスから三振の山を築いたフォークについて「そういうのも聞いてみたい」と目を輝かせた。大場は現在、コーチ陣から「自信のある球種を持て」と助言され、直球とスライダーに次ぐ武器として「フォークでいくか、チェンジアップでいくか」と模索している。今季13勝を挙げた右腕の決め球をマスターすることができれば、頼もしい新兵器になる。

 「天敵」への弟子入りは2年連続となる。昨年オフは永井に加え、昨季チームが6敗を喫したオリックス小松と会食。「全部真ん中に投げる気持ちでやればいい」とアドバイスされた。今年も味方だけでなく、対戦相手からの意見にも耳を傾けて、大ブレークへのヒントを探る。

 この日の宮崎秋季キャンプでは特守に指名され、ユニホームを泥だらけにして動き回った。2年目の今季は2ケタ勝利を目標に臨んだが、1勝4敗、防御率4・26に終わった。来季こそは結果が求められる。敵を知り、己を知らば百戦危うからず。古来の兵法にもある鉄則を実践して、大場が勝負の3年目に挑む。【太田尚樹】

 [2009年11月19日12時3分

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