野村カープの新助っ人が8日、決まった。WBCオーストラリア代表の4番ジャスティン・ヒューバー内野手(27=ツインズ3Aロチェスター)とジェフ・フィオレンティーノ外野手(26=オリオールズ)との契約に合意したと発表した。ヒューバーは契約金550万円、フィオレンティーノは同1000万円。ともに1年契約で年俸4000万円プラス出来高払い。左右の助っ人打者を補強し、昨季貧打に泣いた打線の破壊力アップは間違いなし!

 (金額は推定)

 来季優勝を目指す野村新監督待望の新助っ人が決まった。右の大砲候補ヒューバーと、左の好打者フィオレンティーノとの契約がこの日までにまとまった。

 WBCのオーストラリア代表4番を務めたヒューバーは球団を通じ「何年もの間、ずっと日本の野球に感心していましたし、広島の文化に触れ、ファンの皆さんにお会いすることを楽しみにしています。Go

 Carp!」とやる気がにじみ出るコメント。今季終盤にはメジャーにも昇格したフィオレンティーノも「来年は自分にとって、楽しくエキサイティングなシーズンになるでしょう」と話し、意欲満々だ。

 広島松田元オーナー(58)は「ヒューバーは1発があるので、長打と打点を挙げてくれることを期待している。フィオレンティーノは広角に打てるし、足もあって守備もいいのでマツダスタジアムに向いているのではないか」と期待する。

 たとえば、打線の核である栗原の前後を両助っ人が固めると、栗原へのマークも分散してよりその打棒を発揮しやすくなる。2人が加わることで選択肢が広がり、来季のカープ打線は相手によってさまざまな打線構成も可能になる。チーム打率2割4分5厘、528得点(ともにリーグ5位)と貧打に泣いた今季と違い、打線の破壊力が格段に増すことは間違いない。

 球団では2人の野球に取り組む姿勢も買っている。シーツ、ラロッカ、ロペスら歴代助っ人で成功した選手は、日本野球から学ぶ謙虚な気持ちを持っていたという。同オーナーは「ラロッカが来日後に参加した春季キャンプで、黙々と右方向へ打つ練習を繰り返していたのが印象的だった」と述懐する。両助っ人に対しても同様の姿勢があるといい「2人ともチームにフィットしてくれるはず」と期待を込める。

 売り出すための作戦も練っている。フィオレンティーノは、呼びやすくするために登録名とは別に呼称を設け「フィオ」とする。球場のスコアボードや球場アナウンスでもフィオと紹介し、ファンになじんでもらう。両助っ人とともに、カープの新打線が上昇カーブを描く。

 [2009年12月9日11時13分

 紙面から]ソーシャルブックマーク