巨人の新人9選手による合同自主トレが8日、川崎市内のジャイアンツ球場でスタートした。午前9時55分。ストレッチを始めたドラフト1位の長野久義外野手(25=ホンダ)の両目の下には、クマができていた。「昨日は興奮してました。珍しく1時間くらい寝付けなかったんです」。社会人時代、練習試合で同球場でプレーしたことはあったが、ついに「巨人長野」としてグラウンドに立った。「チームの一員として(球場に)入ったんだと思いました」と興奮した。

 キャッチボール、ノック、ティー打撃など約4時間、精力的にメニューをこなした。実力の片りんを80メートル走で見せた。安定したフォームに、伊藤2軍トレーニングコーチから「軸がぶれない。バランスの取れた走り方ができている」と高評価を与えられた。

 報道陣から色紙に目標を書くよう求められ、迷わず「全力」と記した。「何事も全力で挑みたいと思います」と言い切った。2度のドラフト指名を断り、ようやくつかんだ巨人でのスタートライン。開幕スタメンへ、全力で突き進む。【古川真弥】

 [2010年1月9日9時31分

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