ダルビッシュの後輩が、第１段階をクリアした。日本ハムのドラフト３位加藤政義内野手（２２＝九州国際大）が春季キャンプで１軍スタートすることが２６日、決まった。この日、千葉・鎌ケ谷で行われたスタッフ会議で、新人６選手ではただ１人、抜てきされた。東北高で１年先輩だったダルビッシュとともに臨むプロ初のキャンプ。「期待を裏切らないようにしたい」と、先輩のエースに奮闘を誓った。

　大きな期待の表れだった。梨田監督は「やれるんじゃないかと思った。金子誠、二岡に割って入ってほしい」と、遊撃手の競争激化の起爆剤に期待。この日を含め２度、新人合同自主トレを視察して、新戦力になる可能性があると判断した。１７３センチと小柄だが、三拍子そろったプレースタイルが持ち味。「体の使い方とかを（ダルビッシュ）有さんに教えてほしい」と手ほどきを受けながら、目標の開幕１軍を狙う。

　［2010年1月27日9時54分

　紙面から］ソーシャルブックマーク