<中日4-4ロッテ>◇1日◇ナゴヤドー厶

 開幕投手候補の中日吉見一起投手(25)が1日、ロッテ戦で右ひざ付近に打球を受け、負傷退場した。8回、根元の打球が直撃。吉見はそのままグラウンドに倒れ、担がれてベンチへと退いた。

 球団関係者によると、打球が当たったのはひざ下の筋肉のところ。打撲とみられ、「当たった時はしびれて力が入らなかった」ほどの衝撃だったが、通常歩行もできたため、この日は病院には行かず。降板後はアイシング、テーピングをし、自ら車を運転して帰宅した。

 数日間は別メニューとなる予定で、今後は状態を見てペースを戻していくことになりそうだ。

 この日は2回0/3を投げ、被安打5、2失点の内容。今岡、サブローに本塁打を浴びるなど、持ち前の低めを丁寧につくピッチングはできず。「今日は全部高く、球離れが悪かった。もう何センチか前でボールを放せるようにして、低めに投げないといけない」と反省しきりだった。

 [2010年3月2日8時27分

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