<日本ハム1-2ソフトバンク>◇21日◇札幌ドーム

 「最低限」と表現するのは、自信の表れかもしれない。ソフトバンク大隣憲司投手(25)が、8回途中6安打1失点の今季初登板を振り返った。「(前日)ダルビッシュから打って勝った流れもある。試合を最低限つくることができたと思う」。勝利投手にはなれなかった。だが、大隣の安定感ある投球がチーム開幕連勝の流れをつくったのは間違いなかった。

 確かに変わった。3回裏に金子誠に先制弾を浴びた。だが、引きずらない。その直後の2死一、三塁のピンチで踏ん張ると、球数112で終盤救援陣にバトンタッチするまでマウンドで躍動。昨年リーグで4番目に多い19被弾した左腕から変身を遂げていた。大隣は「去年、監督に(マウンドでの)姿を見ていると言われた。打たれ出すと、そういう姿(マイナスをイメージさせる姿)が出てくるから代える、と言われた」と明かす。この日は1発を食らってもポーカーフェースを貫いた。「次は(自分にも)勝ちをつけられるゲームをしたい」。その言葉はきっと次回現実になるに違いない。

 [2010年3月22日11時49分

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