<日本ハム16-5ソフトバンク>◇22日◇札幌ドーム

 ソフトバンクの新助っ人、李■浩(イ・ボムホ)内野手(28=ハンファ)が、来日初安打&初長打をマークした。7回表の第3打席。日本ハム3番手金森が投じた真ん中スライダーを左前へはじき返した。9回表の第4打席にも、江尻から中堅越えの二塁打。マルチ安打となったが、試合後はまったく笑顔なし。「チームが負けているから、基本的に話すことはない」。足早に、バスに乗り込んだ。

 韓国プロ野球通算160発、09年WBCベストナインの肩書を引っ提げ来日したものの、ここまで苦しんできた。打撃不振に悩んだ春季キャンプ序盤には、早出特打も敢行。ふさぎ込んだ時期もあったが、同い年である川崎らの支えもあり徐々に日本の生活に慣れた。記念すべき初安打に笑顔がなかったのも、チームメートと勝利を分かち合えなかったからに違いない。

 7回に出塁すると、次打者長谷川のときにランエンドヒットで二盗にも成功した(打者長谷川は三振)。ここまで3試合はDHでの出場。今週中の復帰を目指す松中が万全なら、スタメンの座が厳しくなるだけに、必死のアピールを続けている。本領を発揮し始めたボム砲が、首脳陣の頭を悩ませるほど、チームはVに近づく。※■は木ヘンに凡

 [2010年3月23日12時2分

 紙面から]ソーシャルブックマーク