<楽天6-1オリックス>◇10日◇Kスタ宮城
楽天の4番山崎武司内野手(41)が、2二塁打で岩隈の初勝利をアシストした。初回2死一塁の第1打席、オリックス先発中山の外角直球に反応。「詰まっとった。『あっち向いてホイ打法』だね」と照れたコメントと裏腹に、ボールはバットの真芯を食った。先制適時二塁打で試合の主導権をたぐり寄せると、5回の第3打席ではこの日のKスタ宮城を一番沸かせた。
左中間に強いライナーで運ぶ二塁打を放つと、続く中村紀の中前打でちゅうちょなく本塁突入した。公称100キロの巨体がド迫力でベースを半周し、貴重な中押しとなる5点目のホームイン。ベンチで肩で息をつき、「守備位置が深かったからねぇ」と細い目をさらに細くして得意げだった。
24年目を迎えた野球人生。山崎には忘れられないあるシーンがある。「楽天初年度の開幕戦、初打席。ファンの声援が温かくってね。1度クビになった自分が楽天に拾ってもらって、またあんなに応援してもらえるんだから。オレ幸せだなって思ったね」。球団創設6年目。41歳はまだまだ歓声のど真ん中にいる。「勝つときはこんなもん。(田中)将大で連勝する」とタケシ節で締めた。
[2010年4月11日11時46分
紙面から]ソーシャルブックマーク




