<西武6-5楽天>◇14日◇西武ドーム

 3番中島を欠いた西武が、接戦をものにした。代打、継投と渡辺久信監督(44)の策がはまった。4回1死一、二塁で代打の石井義が左前に同点打。6-4と勝ち越すと、直後に、粘り強く投げていた石井一から長田にスイッチした。「後ろのピッチャーの状態がいいからね。後ろに後ろに、早め早めでつなげていける」。リリーフ4人は、5回以降は1失点で試合を締めた。

 試合前の全体ミーティングで渡辺監督は、中島の離脱について「こういう時だからこそ、みんなでやっていこう」とナインを鼓舞した。代打の同点打、小刻みな継投とまさにチーム力の勝利。「ケガ人が出るのは当然。残った人間でやるしかない」。監督自身が一番頭を抱えるはずの緊急事態でも、嘆き節は一切ない。

 [2010年4月15日8時49分

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