<ソフトバンク3-8楽天>◇17日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクが再び先発ローテーション再編を余儀なくされた。藤岡好明投手(25)が4回途中6失点でKO。今季3度目の貯金3挑戦はまたも失敗に終わった。3連敗中の水曜日に続き、土曜日も2連敗。先発陣の層の薄さは深刻だ。次週24日ロッテ戦(千葉マリン)の先発は藤岡に代わり、この日3番手で3回無失点と好投した小椋真介投手(29)が浮上した。
「魔の水曜日」だけでなく、土曜日もブルペンがきりきり舞いだ。2回まで無安打無失点だった先発の藤岡が突如崩れて4回途中5安打6失点でKO。リリーフ4人が相次いでマウンドへと送り込まれた。秋山監督も「いい投球をしてたのに、急に変わっちゃうもんな。困るね」と、ため息をつくしかなかった。
3試合連続で5失点以上を献上した藤岡は、試合後に中継ぎへの配置転換を通告された。「悔いが残るけど、結果がすべて」と肩を落とした。3連敗中の水曜に続き、土曜も2連敗。3連戦の2戦目は、これで4連敗となった。杉内、和田、ホールトン、大隣に続く先発陣残り2枠は不安定なまま。現状では大型連勝や上位進出は望みづらい。
代わって先発ローテ入りが有力になったのが小椋だ。この日は5回から3番手で登板。初球ボールの場面が目立ったが、落ち着いた投球で3イニングを1安打無失点に封じた。「直球がバラバラで調子は良くなかった。たまたまです」。本調子でなくても結果は出した。秋山監督も「真介が3回をビシッと投げたのは良かった」と評価。1週間後の24日ロッテ戦先発について「(可能性は)あると思うよ」と起用を示唆した。中継ぎ出身の12年目左腕は今季、2軍で先発調整を積んできており「言われれば投げます」と意気込んだ。
台所事情は厳しいが、我慢して乗り切るしかない。高山投手コーチは「小椋やファーム(からの昇格)も含めて考えていかないと」と方針を示した。次回の水曜21日の西武戦(北九州)先発には2軍調整中の岩崎か大場の昇格が有力視される。18日に行われる外国人右腕2人の入団テストにも注目が集まる。4月で首位に5ゲーム差をつけられたのは、96年以来14年ぶりの非常事態。7年ぶりのV奪回に向け、秋山ホークスが早くも正念場に立たされた。【太田尚樹】
[2010年4月18日12時31分
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