<ソフトバンク3-8楽天>◇17日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク川崎宗則内野手(28)が、連続試合安打を自己タイ記録の「16」に伸ばした。Hランプを灯したのは、初回だ。楽天岩隈の外角フォークにタイミングは外れた。それでも、自慢の足を生かし、ショート内野安打。04年5月に達成した自己最長記録に並んだ。「(記録に)興味ありません。負けたら一緒」。試合に敗れたとあって、選手会長の顔に笑顔はない。悔しさが募った。

 芯でとらえたのは7回裏の4打席目だった。4点を追い2死一、三塁。内角球をさばき、痛烈な打球をライト方向にはじき返した。だが、右翼の鉄平のファインプレーに阻まれ右飛。「捕られたねえ。くそー」。川崎は試合を動かす絶好機で安打を逃し、無念の表情を浮かべた。

 3月31日に1番に座って以降、ヒットが出ない日がない。それでも、現状に甘んじないどん欲さが川崎の原動力。この日も球場を離れる際に「4回打席があったら、4回塁に出たい」と口にしたほどだ。

 自己新記録がかかる18日の楽天先発は田中。前回4日の対決で、チームは3年ぶりに土をつけたが、強敵には変わりない。川崎はその試合で田中相手に4打数2安打1四球。イメージは脳裏に焼き付いている。ソフトバンクの誇るヒットマンが、マー君攻略につながる一打を再び見せてくれるはずだ。【松井周治】

 [2010年4月18日12時29分

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