オリックス先発陣が「岡田の説法」で生き返る。20日の日本ハム戦(スカイマーク)から今季初のホーム6連戦。先陣を切る先発岸田護投手(28)は2連勝後、2連敗中とあって「監督から基本的なことの大切さを言われた。それができてないから、失点していた。死にもの狂いでやる」と悲壮な決意をみせた。実は、岡田監督は調整もしやすい地の利を生かす戦いに向け、1週間前から種をまいていた。

 14日のソフトバンク戦前のこと。指揮官は先発陣だけを京セラドーム大阪のブルペンに集め、ミーティングを開催。「先頭打者を出さない、クリーンアップの前に走者を出さない、下位打線の(攻撃を)切れるところで切る、自分に合う調整を探す…」など、投手としてのイロハを懇々と説いたという。先発が大量失点で試合をつぶしながら、配球や調整法に工夫がない意識のあり方を問題視した。

 岸田は打者想定のブルペン投球を20球増やし、下半身の強化メニューや20メートルのキャッチボールなど調整メニューを一部改良。「より万全の調整を目指すということ」と巻き返しの作業を始めた。近藤も「合うものを探しながらやった方が結果がでる」。4月は4勝10敗と黒星先行ながら勝率5割、首位ロッテと5ゲーム差。反攻は十分可能なだけに基礎学習で引き締めを図ったわけだ。

 [2010年4月20日12時21分

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