<オリックス4-3日本ハム>◇20日◇スカイマーク

 オリックスは9回、同点としてさらに無死満塁でヒーロー役は赤田将吾外野手(29)に巡ってきた。次打者の日高に「おいしい場面、持っていけ!」と尻をたたかれ、有言実行の決勝打を左前に運ぶと、ナインから手荒くペットボトルの水をかけられた。「途中から出場しておいしいところで打って悪いなと(笑い)。でもみんなでつなぐ野球が最後にできた」。主砲カブレラが背中痛で欠場した打線は何度もチャンスをつぶし、今季最多15残塁の拙攻。それでも瀬戸際で集中力を発揮した。これで1点差ゲームは今季7連勝となった。

 [2010年4月21日9時7分

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