<日本ハム1-0楽天>◇8日◇函館

 投手戦に終止符を打った日本ハム稲葉篤紀外野手(37)はお立ち台で「(気持ちの)スイッチが入りました。もう最高でした」と声を張り上げた。延長10回、2死三塁から楽天小山の外角高めの直球を中前へ運び、09年5月3日以来のサヨナラ打となった。梨田監督は「何とかするのが、やっぱり役者やね」と褒めたが、稲葉は「それまでチャンスで3打席連続で凡退していたので…。ダルビッシュに勝ちを付けられなくて申し訳ない」と、エースにわびていた。

 [2010年5月9日10時34分

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