「右の柱」が消えた。ソフトバンクのデニス・ホールトン投手(30)が21日、右足内転筋痛で出場選手登録を抹消された。19日の阪神戦で負傷したもので、20日に福岡市内の病院で受けた診断結果は「全治3週間」と発表された。交流戦中(6月13日まで)の復帰は絶望的で、1軍登板は早くても6月末になる見通しになった。
本人だけでなくチームにとっても痛い離脱となった。この日、ホールトンは福岡ヤフードームを訪れ、首脳陣に症状を報告した。気丈に取材にも応じ「今までになかった初めての痛み。そんなにひどい状態ではない。痛みがなくなり次第、体を動かして、1日でも早くマウンドに戻りたい」と早期復帰を誓った。今後は同市内の西戸崎合宿所でリハビリを開始する。秋山監督は「そんなに急ぐ必要はない」と話し、高山投手コーチも「再発しないようじっくり治してもらいたい。繰り返す個所らしいから」と回復を最優先させる方針を示した。
今季5勝を挙げ、現在のローテで唯一の右腕が抜けた穴は大きい。高山コーチは「みんなでカバーしていく」と話すにとどめたが、ローテの再編は必至だ。この日は久米とともに昇格前提で1軍に合流させていた育成出身の左腕・山田の出場選手登録を見送り、代わって中継ぎ左腕の陽を登録した。今後は高橋秀を代役の筆頭候補としてローテの再構築に入る見通しだ。
[2010年5月22日11時0分
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