<巨人6-5日本ハム>◇5日◇東京ドーム
日本ハムが二重、三重の悪夢に見舞われた。巨人戦(東京ドーム)で連夜の逆転負けを喫した。今季2度目の先発となった糸数敬作投手(25)が6回3失点も、2番手の林昌範投手(26)が7回に高橋に逆転3ランを浴びた。引き分けを挟み5連敗で、ついに交流戦の貯金もゼロ。この日、ダルビッシュが先発を回避し、武田久が故障で登録を抹消され、何とも痛い1日となった。
力のない笑みを浮かべるしかなかった。日本ハム梨田昌孝監督(56)は2夜連続の逆転負けに「ソロ、2ラン、3ラン。うん…、こたえるね」とポツリもらした。この日の3本塁打を含め巨人に2戦8発。圧倒的な長打攻勢にやられ、今季2度目の5連敗(1分け挟む)。連敗脱出が見えていただけに、痛恨の黒星だった。
3月30日オリックス戦以来、今季2度目の先発となった糸数が力投した。鶴岡の今季初アーチで一時は3点をリードしたが、悪夢は7回にやってきた。2番手林の制球が乱れ、ストレートの四球と安打でためた走者を高橋に2打席連発弾で返された。この回、無死から打者3人で3失点。「あっという間の3点で…」。指揮官もあっけにとられる逆転シーンだった。
この日は本来、ダルビッシュが登板予定も右ひざ違和感で回避し、武田久も右内転筋痛で出場選手登録を抹消。前日2イニングを投げた林が古巣に痛打を浴びた。「疲れ?
リリーフだからそんなこと言っていられない。大先輩にきっちりやられました」と4連投を言い訳にしなかったが、宮西も5連投。中継ぎ陣の負担増が浮き彫りとなった。
快調な滑り出しだった交流戦の勝率は5割となり、パ・リーグ6球団で唯一、貯金なしとなった。引き分けをのぞき、4試合連続での1点差負け。「(相手の)先発に黒星を付けるはずが、救援陣に白星が付く展開になってしまったね」。梨田監督も嘆く、悔しさの募る東京の夜だった。【村上秀明】
[2010年6月6日10時27分
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