<ソフトバンク7-5巨人>◇13日◇福岡ヤフードーム
巨人にとって、波に乗り切れなかった交流戦を象徴するような黒星だった。14安打を放ち5点を奪ったが、適時打は小笠原道大内野手(36)の1本だけ。犠飛や内野ゴロの間の得点など“最低限”を重ね、5点ビハインドから1点差まで詰めたが、やはり適時打が出ないことが響いた。原辰徳監督(51)が「今日は2番の由伸くんに始まって由伸くんに終わった」と嘆いたように、高橋が1、9回と2併殺。打線全体では計3併殺で、効率の悪さが目立った。
アクシデントもあった。先発西村健が3回、本多の打球を胸に受け降板。急きょ黄志龍がマウンドに上がったが、満塁から松中の先制アーチで4点を失った。黄は「準備はできていた」と言ったが、プロ2試合目で経験の少ないリリーフ登板。踏ん張れなかった。
3連敗で交流戦を終了。一時は逆転優勝を狙える位置にもいたが、結局、12勝12敗の貯金なし。もっとも、セ・リーグでは一番、成績が良かった。松本を故障で欠き、本調子とは言えない選手も少なくなかった。それでもパ相手に勝率5割で戦い、その間、セの他5チームは負け越した。原監督は「数字的には誇れないが、次につながる形で終わった」と前向き。4日間を経て再開するリーグ戦に照準を定めた。【古川真弥】
[2010年6月14日8時41分
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